寿陵墓(生前墓)について お墓実用辞典

最近は生きているうちにお墓を建てる人が増えてきています。これを寿陵(墓)あるいは生前墓と呼びます。

見たことある人も多いと思いますが。古くは、およそ1300年前に聖徳太子が生前にお墓を作ったという記録があります。昭和天皇や前総理の中曽さんも寿陵墓を作っていました。朱色で名前や戒名が刻まれているお墓が寿陵です。

都会のほう霊園などでは申込者の多くが生前にお墓を求めていると言われています。古来中国では、生前にお墓を建てることが長寿を授かる縁起の良いこととされていました。

古書にも「寿蔵」「寿穴」「寿堂」などと書かれており。秦の始皇帝をはじめ歴代の皇帝はみんな寿陵墓を建てています。

最近では縁起のためだけではなく、子供に負担をかけたくない、または自分の気に入ったお墓や墓地などを選びたいという人が寿陵墓を建てています。
 
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